二回目で愛してる 三回目でキスをして 十回経ってもお預けで 僕は今にも破裂しそうです 「今日暑すぎるよね。」 大学の教室で机に突っ伏せてだらりと崩れるちゃんが、大きな溜息混じりにそう呟いた。白く横長の机には落書きがちょこちょこ。あまりの暑さに僕達は頭をやられてしまいそうで、無心にその落書きを読み上げたり黙りこくったりを繰り返す。 「昨日まで雨続きだったのに、今日は晴れすぎだよ。僕溶けちゃうかもー。」 「溶けちゃうのー?溶けたら全部私が食べてあげるね。」 熱っぽい吐息を漏らしながら笑うちゃん。僕はそんなちゃんが可愛くてキスをしたくなる。 「ちゃん、顔あげて?キスしたくなっちゃった。」 僕がそう言って頭を撫でると、ほんの少し上気で赤くなった頬を緩めながら顔を上げる。 「いいよ。」 そう言ってちゃんが唇を少し突き出して可愛らしく僕のキスをせがむものだから、思わず反応してしまう。僕は元気よく立ち上がる下半身を、まるで今までずっと無きものとして生きてきたかのような涼しい顔でキスをした。唇が離れると、ちゃんは両手で頬を抑え、はにかみながら形の良い唇を開いた。 「誰かに見られたら恥ずかしくて死んじゃう。」 僕は見られたって構わない。なんなら今この場で照れて笑う君を、僕のものだと大声で主張してしまいたいくらいだ。こんなにも愛しい人を、見せびらかすことに躊躇う方がおかしいのだ。 「ちゃん、顔赤いよ。」 「レンのせいだよ、意地悪。」 緩んだ頬をそのままに僕が笑うと、憎々しいと訴えるような瞳をこちらに向けてくる。ついついからかいたくなってしまうのは、そんな表情をしても可愛らしいせいなのだ。 「ごめん、怒らないで?」 僕が手を伸ばして頭を撫でると、それでもなお唇を尖らせる。そんな不機嫌そうに取り繕ったところで、僕の手を払いのけないことや、可愛らしい足先をテーブルの下で僕の足に擦り付けてくる仕草で全て無意味となる。 「帰りにアイス奢るから、ね?」 「ハーゲンダッツのグリーンティー&クッキーね。あれ期間限定なの。」 単純な子だ、と僕は声に出さないように笑って頷いてから、ちゃんの手を取って教室を後にした。 駅の地下街にあるハーゲンダッツでアイスを食べてから、少し買い物をしたりなんかして、僕等は遅くまでいつものようにのんびりとデートをした。 「明日の休みどこ行く?」 ちゃんがのんびりと歩きながらそう尋ねてくる。ちゃんの家はこの駅から乗り換えもあるので、終電より少し早い電車に乗らなければならない。もうそのくらいの時間になりそうなので、そんなのんびりしている余裕はないのだが、当人が焦る様子も見せないので何とも言えない。いつも僕はちゃんの降りる駅まで行って歩いて家の前まで送り、そこからかなりの時間を歩いて帰るのだ。いつもここで大丈夫、と駅で言う彼女だが、こんなに可愛い子を誰が一人で帰そうというのだろうか。そんなことを考えていると頬に冷たい雫がぽつり。 「あ。」 僕が思わずそんな声を漏らすと、ちゃんも気付いたのか顔を上げた。 「雨降ってきちゃったね。」 そう呟いたは良いが、背後からザンザンと雨脚の強い音が近付いてきた。 「やばいね、凄いのがきそうだ・・・。」 僕がそう言った瞬間、雨は一瞬で僕達に降り注いだ。 「うわぁっ!」 「やばいやばい!」 あられもない声をあげて僕達は繋いだ手だけは離さず走り出した。お互いに言わずとも近くのコンビニへと滑り込み、一先ず雨宿りだ。 「昼間暑かったのに凄い雨。梅雨あけたんじゃなかったのかなあ。」 僕達以外にも突然の激しい雨に驚いて駆け込んでくる客が何人か見える。ちゃんは不安そうに外を見詰めながら、そう独り言のように呟いた。 「ていうかちゃん、終電逃しちゃうね。この調子じゃあこっちの電車止まっちゃうよ。」 ちゃんの家までは電車を乗り継ぐとは言うものの、乗り継ぐ電車は地下鉄なので止まってくれない。こちらの電車が止まってしまえば必然的に乗り継げないのだ。 「だね・・・。どうしよう。」 濡れた髪の毛先からぽたぽたと雫が垂れて、同様に濡れた服の肩へひんやりとした感覚が襲ってくる。ちゃんはそわそわとしながら、ああでもない、こうでもないと慌てていた。 「とりあえずさ、お母さんに連絡した方がいいかもよ。」 そうアドバイスすると、ちゃんはそうだった、と小さな悲鳴を上げて、いそいそと電話を始める。 「もしもし、お母さん?こっち雨が酷くて帰れそうになくて・・・うん・・・レンも一緒だよ・・・わかってるよ、大丈夫・・・」 すぐに繋がったようで、受話器に向かって話しかけるちゃん。彼女のお母さんは心配性で、僕には随分信頼を置いてくれているのだが、それでもちゃんが「大丈夫」、「心配ない」と何度か繰り返しているのを見ると、なんとも言えない罪悪感が沸いて来る。 「うん、明日はレンと遊ぶよ。・・・うん・・・え?・・・そっかぁ・・・うん、分かった、そうするよ・・・はぁい・・・じゃあねー。」 気にしてないという素振りで僕は雑誌を眺めながら、ちゃんの声を聞いていた。すると視界の端でちゃんが動いたので電話が終わったのだと思い、雑誌を元に戻してそちらを向いた。 「お母さんなんだって?心配してた?」 僕が尋ねるとちゃんは少し顔を下げて上目使いに僕を見詰めてくる。何を意図してそんな表情をするのかは分からないが、可愛いので全く気にしない。 「レン、お母さんからのお願いなんだけど・・・。」 気まずそうな口調で喋るちゃんは幼く見えて、僕は子供を相手するような柔らかな気持ちになる。 「ん?どうしたの?」 僕は腰を落としてちゃんを覗き込む。しかし体をもじもじさせて少しの間、何も言えないでいる彼女を見ていると、随分と無理な要求をされるのかと覚悟を決めなければならない気分になる。すると、ゆっくりとちゃんが口を開いた。 「レンの家に泊めてほしいの・・・。」 「え?」 なんだって、と思わず耳を疑う僕に、ちゃんはもう一度、力強く 「レンの家に泊めてください。」 断る理由はないが、さてどうしたことか。 「あの、お母さんが流石に始発まで外にいるのは危ないから、駅からレンの家近いんだし、どうせ明日会うなら泊まらせてもらえって・・・。でもそんないきなり、無理、だよね・・・?」 驚きのあまり答えかねている僕に、焦ったようにちゃんは事情を説明してくれる。一人暮らしだし、昼間に遊びにくることはあっても一夜を共にしたことがないちゃんを、僕としては大歓迎なのだが、果たして彼女の気持ちはどうなのだろう。この表情が照れからなのか、もしくは嫌だからなのかが分からない。しかしここでうだうだしていてもちゃんにもちゃんのお母さんにも悪いのだ。僕は平静を保ち、いかにも涼し気な顔を取り繕う。 「いいよ。近いしタクシー捕まえようか。」 「ちゃん、風邪引いちゃうとまずいしお風呂入りなよ。」 家にあがって、僕はすぐにちゃんにバスタオルとフェイスタオルを渡してそう言った。 「え、悪いよ。レンが先に入りなよ。」 「遠慮しないで。ちゃんの体の方が大切だから。あ、替えの下着、コンビニで買ってくるしかないけど良い?」 緊張した様子のちゃんを気遣いながら僕は極めて明るい調子で答えた。ちゃんは顔を赤らめたまま首を横に振った。 「朝、お風呂入ってきてるし替えがなくても大丈夫。だからコンビニのは嫌・・・。」 ちゃんはコンビニのものは嫌らしい。見せるわけでもないのに、気にすることはないと思うのだが。いや待て、気にするということはちゃんもうっすらと予感はしているのだろう。 「分かったよ。とりあえずお風呂入ってきなよ。風邪引いちゃったら意味ないんだから、ね。」 僕はちゃんの背中に軽く手を添えて、浴室へと促した。 「ありがと。レンも体冷やさないでね?」 そう言い残して、ちゃんは浴室へと消えた。 二十分ほどして、ちゃんはお風呂から上がった。 「お風呂ありがとう。さっぱりしたあ。レンも早く入りなよ、風邪引く前に。」 ちゃんのそんな声で、僕は読んでいた本から視線を上げて彼女を見た。僕のTシャツと適当なジャージを貸したのだが、あからさまに緩そうで、見える足と腕が余計に華奢に見えた。それも気になったのだが、それよりも顔の半分以上をタオルで覆って隠す姿が気になる。 「どうして顔隠すの?」 僕は本を閉じてから顔の見えないちゃんに問い掛けた。理由は予想がつくのだが、ちょっとした意地悪だ。それでも僕からは見えないけれど、ちゃんには視界がはっきりと見えるのだろう、真っ直ぐに歩いて僕が腰掛けているベッドまでやってくると、隣に腰掛けてくる。 「すっぴんだもん。レンがお風呂入ってる間に化粧するの。」 予想通りの返答に僕はにんまり。そんなこと気にしなくてもいいのに。女の子はすっぴんだ体型だと気にかけすぎだ。好きな子のそんな些細な所に多少なりの欠点があったとしても、愛しいくらいだと彼女達は知らないのだ。 「いいじゃん、見せてよ。」 「やだ!」 「見たい。」 「やだ!」 僕がじゃれつくのに、ちゃんは嫌だの一点張りで、僕から顔を反らしてしまう。ここまで拒絶されると、意地でも見たいという気持ちが増してしまうのが人間の心理。僕はタオルを抑えるちゃんの手を掴んで強引にこちらへ引き寄せる。 「そこまで嫌がられると余計見たくなっちゃった。見せて。」 「やぁ!レンの変態!」 「どこが変態なのさ。」 「わ、ちょ、やぁだぁ!」 僕は華奢なちゃんの腕を折らないくらいに、しかし割と力強く腕を顔から引き離そうとする。最初はちゃんも頑なに守ろうとしたが、僕が少し力を加えると簡単にその防御を解くことが出来た。 「ほら、全然変わらないじゃん。可愛い。」 眉毛が薄くなったのと、目元が幼くなった程度で、元より睫毛も長くて整った顔立ちのちゃんは相変わらず可愛らしい。僕は彼女の瞼にそっと唇を落とした。少し体を後ろにのけ反らせてちゃんは赤面している。 「レンの意地悪・・・。」 「ちゃんが可愛いから意地悪したくなるの。」 更に何度もリップ音を立てて瞼や頬、鼻先にキスをする。ちゃんがくすぐったそうに睫毛を震わせて声を漏らすように笑う。たまらなく可愛い。僕は疲れそうな態勢のちゃんにそのまま迫り、背中に手を回して横にした。 「可愛い。ちゃん、大好き。」 僕がちゃんに覆いかぶさりながらそう言うと、ちゃんは落ち着かない様子でそわそわと目を泳がす。 「あ、あの、レン・・・。」 何か言おうとするのが聞こえたが、若い男女が一つ屋根の下だ。興奮しないわけがない。僕はちゃんの唇を塞ごうと唇を奪った。何度も何度も重ねて舌を絡めると、ちゃんの息が唇の端を掠めるように漏れた。 「レ、レン!あの、やっぱり・・・。」 僕の胸に両手を添えて軽く押し退けると、ちゃんは話し出す。体の中の野獣が喚いているが、僕は無理矢理そいつを鎮めた。何を言うのか、僕はただ黙って聞くことにする。 「えっち、したい?」 「うん。したい。」 思わず間髪入れずに頷いてしまう。ちゃんはそんな僕の答えに真っ赤になりながら、言葉を探し出す。嫌がっているようにも見えるが、ならば僕はどうしたら良いのだ。ただ、一向に続きを語らずにもごもごとしているちゃんに僕は諦めて体を起こした。 「無理矢理でもしたいなんて思わないから良いよ。ちゃんが嫌なことは僕もしたくないから。怖がらせてごめんね。」 そうは言ったものの完璧な強がりだ。僕はちゃんが本当に嫌がっているのかもしれないと考えると顔を見ることが出来ず、目が合わせられない。 「ち、違うの!」 スプリングが軋んで突然僕の腕にちゃんがしがみついた。驚いてそちらを見ると、ちゃんは肩を震わせて僕の腕に顔を埋めている。 「レン、お願い、嫌いになっちゃやだよ・・・。」 「嫌いになんかなるわけないじゃん。気にしすぎだよ?ほら、顔あげて?」 僕がちゃんの頭を片方の手で撫でると、ちゃんは首を横に振る。 「今から言うこと、聞いても嫌いにならない・・・?」 「ならない、ならない。もう、どうしてそんな泣きそうなの?困った子だね。」 子供をあやすような気分で柔らかくそう言うとちゃんは突然、頭を撫でていた僕の腕を掴んで、ぐいっと引っ張ると、彼女の胸に押し当てた。あまりに衝撃的な行動に僕の思考回路は完全に止まった。 「私、胸小さいの・・・。」 震える声でそんなことを呟くちゃん。確かに僕の手の平に納まるような丸みが感じられる。 「え?だから?」 そうとしか答えられず、僕は阿呆のような声を出した。 「だ、だから、胸が小さいの!・・・嫌いになった・・・?」 ちゃんは上目使いに濡れた瞳を向けてくる。僕がいつ巨乳好きなキャラクターになっただろう。そもそも僕はあまり大きな胸は好きではないし、小さい方が控えめな主張ぶりに興奮するのだ。それにしても、こんな下らないことで僕はセックスをお預けされていたのだろうか。そう思うと愛しさと同時に、今までの仕打ちの酷さに苛立ちも沸き上がる。そして決意する。 「僕は巨乳無理だから。なんだったら今のでちゃんのことめちゃくちゃにしたくなりました。」 僕はちゃんを少し強い力でまた押し倒して、強引に舌を捩込んだ。状況が飲み込めていないのか、目を白黒させている。しかし僕はお構い無しでちゃんの着ているTシャツの裾から手を滑りこませる。そのまま服を捲りあげて、ちゃんのコンプレックスをさらけ出してやる。背中のホックを解いて、下着も捲りあげると、小さな膨らみとその先端の小さな突起が恥ずかしそうに、しかし僕へと主張している。 「や、見ちゃやだよ!」 「いや、見るね。そうやって可愛い声で誘惑するから悪いんだよ。」 「誘惑なんかしてな・・・っ」 ちゃんの抵抗を無視して僕は彼女の両手首を左手で押さえ込み、右手でその膨らみを柔らかく揉んだ。一瞬息を飲んで顔をのけ反らせるちゃんの首筋に舌を這わせ、僕は指先で乳首を弄ぶ。 「んっ、は、ずかし・・・!」 少しいじっただけでピンと硬くなった乳首を僕はたまらず口に含んだ。舌先でそれを突くと、ちゃんの甘い吐息が狂わし気に漏れてくる。唾液でぬるぬるにしてから唇を離す。 「ほら、ちょっと触っただけで乳首たってるよ?ちゃん可愛い。」 「そんなこと、言わないで・・・。」 弱々しい声でちゃんは一生懸命に答える。実にいじらしい。可愛い。愛しい。僕はジャージに手をすべりこませて、下着の上からちゃんの陰部の割れ目をなぞった。瞬間、ちゃんは体を強張らせるように震える。下着の上からその割れ目を強めになぞりたてながらちゃんの唇を奪って舌を吸い上げる。ほんのり乱れた呼吸が漏れるのを感じながら、僕はちゃんの下着の中にようやく滑り込んだ。柔らかな肌と陰毛のギャップに興奮しながら、僕はそれを掻き分けて、しっとりと濡れたちゃんの恥部にたどり着いた。指先がぬるりと愛液ですべり、簡単に中へと入ってしまいそうだ。焦らすように僕は丹念に表面のみに指を這わせて、クリトリスをたまに指で強く擦りながら、ちゃんを快感のかなたへと導く。 「あっ、だ、だめ・・・っレン、そこ、やぁ・・・っ!」 体をひくひくとさせながら、思うように体を動かせないようで、体をのけぞらせる。その姿は僕にとっては懇願のポーズに見えて、一気に中へと指を鎮めた。 「ひっ、あぁっ・・・!!」 湿った壁と暖かい液体、僕の指が少し動くだけで粘着感のある音がぐちゃぐちゃと耳に飛び込んでくる。ちゃんが嬌声をあげる度に膣がしまって、僕の指を離すまいとしてくることが単純に嬉しくて僕はもっと声を聴きたいと、彼女の股に顔を埋めた。 「え、レン、そんなとこ・・・ぁあっ!」 ちゃんが一層声を高くさせて、僕の舌先まで伝わるほどに震えだした。じわっと一気に彼女の蜜壷から愛液が垂れてくる。それをさらに吸い出すように僕は口をすぼめて彼女の恥部へと唇をしっかり添えた。なんとも言えない臭いと味、僕はこれが好きだ。 「ちゃんの凄い美味しい。」 ちゃんが恥ずかしがるであろう言葉をわざと投げかけると、案の定ちゃんは小さく呻いたが、僕の舌先が中に滑り込もうとすると、また甘い響きに変える。 「だ、めぇ・・・!いっちゃぅ、いっ・・・いっちゃう、やぁ・・・・!」 「イキそうなの?イッていいよ。」 「ちがっ・・・!き、きちゃう、きちゃうきちゃう・・・!あああああっ、い、くっ・・・!」 僕の体に腕を回して、ちゃんは体を激しく痙攣させて果てた。その恥部に指をそっといれてみると、壁がぎゅうぎゅうとひしめきあって、一つの生き物のように蠢いている。 「凄いどろどろ・・・。気持ちよくなっちゃったの?」 「ひっ、レンの、意地悪・・・!」 呼吸が乱れたままそのような暴言を吐かれても全く効果はない。僕のサディストが余計昂ぶるだけだ。 「今からもっと意地悪なことしちゃうのに、こんなとこでばててちゃ死んじゃうかもよ?」 「もう、死んじゃう・・・!」 呻き声でちゃんが答えるので、僕は既にいきりたった自分の性器を下着をはがして取り出した。我ながら、触れられてもいないというのに元気なものだ。 「ちゃん、挿れてもいい?」 僕は恥部にゴムを装着させた自身をあてがいながら尋ねた。するとちゃんはしめった瞳で僕を見つめる。 「そ、ういうのって・・・聞くもの・・・?」 ちゃんが腕で顔を隠しながら、口元だけを動かして尋ねてくる。僕はふとその言葉で興奮して自分の世界から我に返った。そして無性に恥ずかしくなる。 「・・・僕だって緊張してないわけじゃないんだよ。ちょっと不安なの。本当にいいのかなあって。」 僕がそう答えるとちゃんは弱々しくも可愛らしい声をもらして笑う。 「ここまでしておいて・・・?」 ごもっともだ。僕らはお互い改めて微笑み合い、唇を重ねた。そして僕は自らを奥へと沈めていく。 広がる快感と甘い声とぬくもり 「ちゃん、好きだよ。全部食べちゃいたい・・・。」 「私も、レンが大好き・・・!」 後ほど、僕はちゃんに「ちっちゃいおっぱいの方が好き」と褒め言葉のつもりで伝えたが、可愛らしいびんたを食らってしまった。 ―あとがき― 2周年&2万打感謝のリクエスト夢です。さんからリクエストいただきました。ありがとうございます。 本当はもっと裏裏したものを書くつもりだったのですが、甘夢ということで、あまりえぐくない夢にしました。 どうしてもサディストなレンを書きたくなってしまいます。 1ヵ月半もお待たせして申し訳ございませんでした。 リクエスト、本当にありがとうございました! 100812 |